2006年06月15日

歓迎の気持ちが足りなかった

◇心霊ちょっといい話ver.9◇
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497 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2006/06/02(金) 00:29:56 ID:ezioIQfU0
 252 名前:最強の退魔師を見た 投稿日:2006/06/01(木) 02:46:51 ID:yzlDp5eJ0

 小学五年生の頃の話。

 その頃は学校ではこっくりさんやキューピットさんが流行っていて、
 放課後になると誰かが必ずやっていた。
 
 
 その日もいつもの様に放課後に女子3人がこっくりさんをやっていた。
 俺とAとBはそれを下らない話をしながらなんとなく見ていた。
 まぁ普通にこっくりさんは降りてきたようで、色々聞いてキャーキャー
 言っていた。
 最初は楽しそうに…と言うのも変だが、普通にやっていた女子たちだったが、
 何か様子がおかしい。
 俺とAとBは会話を止め、女子たちの所に寄ってみると…

 「こっくりさん、こっくりさん、お帰り下さい…」

 スーッと十円玉が動く…
 「いいえ」
 どうやらこっくりさんが帰ってくれないらしい。
 何度やっても駄目なようだ、
 「なんで…?」
 「もうやだよ!」
 「おかえりください…」
 女子たちは泣きながら発狂寸前だった。

498 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2006/06/02(金) 00:30:32 ID:ezioIQfU0
 253 名前:最強の退魔師を見た 投稿日:2006/06/01(木) 02:47:50 ID:yzlDp5eJ0
 続き

 するとおもむろにAが口を開いた。

 「お前らはこっくりさんに対する歓迎の気持ちが足りなかったんだ!」

 と言い出し、歓迎の歌と称して突然歌いだした。

 「こっくりさぁあ〜ん!
  こっくぅーりさん、こっくぅーりさん
  こくぅーりこくぅーり、こっくーりさん!
  こっこっここっこっくぅ〜りさん!」

 俺とBは絶句した。
 発狂寸前だった女子たちも絶句してAを見ていた。
 Aが歌い終わると、十円玉が突然激しく動きだした。

 シャッ!シャッ!シャッ!シャッ!シャッ!
 
 「も」「う」「こ」「な」「い」
 
 それからその教室にこっくりさんが降りてくる事はなかった。
 そう、Aは凄まじい音痴だったのだ…
 翌日からAのあだ名は孔雀王になった。


孔雀王ー退魔聖伝(2(魔人復活篇))


posted by ひめたろう at 01:28 | Comment(0) | 一レスもの:笑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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