昨夜は3度も母を起こして飲乳させてもらった。
申し訳ない気持ちで一杯だが、腹が減って毎晩寝不足では成長できない。
6時半起床、暇なので手を舐めていた。
午前中は横になってボーっとしていた。
このところ寒いのでおむつ交換が億劫。
母の手際が悪いと、とたんに不機嫌になってしまう自分が情けない。
もっと長男としての自覚を持たなければ。
昼は、タモリが今週の「いいとも!」を休んでいるという話を小耳に
はさんだので、ぜひタモリのいない「いいとも!」をみたいと思って
いるのだが、母はなかなかテレビをつけない。
やっとつけたと思ったらもう1時半。しかも「思いっきりテレビ」だ。
仕方なくそれを横目で盗み見る。
ああ、こんな退屈な毎日でも、友人でもできれば気がまぎれるのだが。
しかしそんなことを言っていても何もはじまらない。
発声の練習でもするか。
4 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/08 15:56 ID:ACLnlzNh
4時からは、より力強く泣く練習をしよう。
1時間半と時間を決めて、5時半まで頑張ろう。
継続は力なりという言葉がある。
たとえ声枯れようとも、きっとやり通してみせる。
14 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/08 18:36 ID:WvKSCo4m
1時間半、泣く練習をしようと試みたが、疲れて途中で眠ってしまった。
もっと体力が欲しい。
男らしく、力強く逞しく泣き声をあげたい。
それからここが他人に覗かれているようだ。
勝手に何かを書いていった者もいる。
りょうすけという若輩者、私の母を偽るものなど…。
年の瀬も近づき、気のふれた人間が多いのだろうか。
両親の今日の夕食は魚のようだ。
私はまだ歯が生えないので、食事はもっぱら母乳であるが、せめて
味噌汁、お茶くらいは飲ませてくれと言いたくなる。
単調な毎日に単調な食事。
そんな日々の中にも小さな幸せを見出してゆこうと思う。
26 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/08 21:13 ID:WvKSCo4m
「勝手に覗かないでください」とわざわざ書いたのにもかかわらず、
覗いたうえに何か戯言を書き残していく輩が続出している。
何も書かなければ覗いたことすら悟られないのに、彼らの愚鈍さ
には失笑を禁じ得ない。
しかし、彼らの書いたことの中は私の心を不安にさせるいくつかの
事柄があった。
まず、「今日飲みに行こうぜ」とは何のことであろうか。
まさか、我が家に母の乳を飲みに来るのだろうか。
いや、そのようなことが許されるはずはない、しかし、違うとすれば
他にどのような事例が考えられるだろうか。
玄関のチャイムが鳴るのが恐ろしくてたまらない。
次は、「果汁」。
これはおそらく、たびたび飲まされる酸味のある汁のことであろう。
しかし、違っていたら恥ずかしい。
やはり5ヶ月ともなると、知識の量も相当なものなのであろう。
私も早く成長して、父のように働きに出たい。
働きに出るには「何歳以上」などの規定が存在するのであろうか。
そういえば、私の両親はいったい何歳なのか。
推測するに、父が14歳、母が13歳くらいのものか。今ひとつ分からない。
それから、先ほど矢口氏と名乗る同輩の書き込みを目にした。。
矢口氏は私と同輩であるにもかかわらず、女性に多大なる興味関心が
あるようだ。女性蔑視の立場を取っているようにも見えるが、それは
氏の照れ隠しというものであろう。
男女同権が声高に叫ばれるこの現代において、あのような発言をするのは
思慮が足りないように思える。
しかし、私もここへ勝手に書き込みするレディーの知的レベルの低さには、
実のところ呆れかえっている。
35 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/08 22:34 ID:WvKSCo4m
入浴を済ませて心も身体もいい気分だ。
私はいつも、入浴時に何食わぬ顔で母の乳房に触れる。
もしや気付かれているのだろうか。そうでないことを祈る。
湯船の中で母の乳房に触れていると、うっとりしてつい眠くなってしまう。
しかし、今日は顔面に湯がかかり、驚いてつい泣いてしまった。
顔面に湯を浴びるあの恐怖感といったら、何に例えたらよいものか見当も
つかない。
38 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/08 23:14 ID:WvKSCo4m
暗い部屋に一人で寝ているのはつまらない。
私はこのベッドに寝かされ、起きているときはじっとカレンダーを
見ている。しかし、今日が何日なのかは分からない。
それさえ分かればカレンダーの見方も変わり、生活に潤いが出ること
であろう。
ああ、退屈だ。いっそ泣き声をあげて母を呼ぼうか。もしかしたら、
朝夕しか会えない父が来てくれるかもしれぬ。
でもやめておこう。両親は隣室にて「チクシサン」という老人が話を
進行するテレビ番組を見ている。水をさしては申し訳ない。
こんな時、ラジオでもつけていてくれれば安心して眠りに落ちることが
できるのだが。
66 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/09 15:37 ID:kgCfy8ha
昨夜はあれからすぐぐっすり眠った。
途中、一度だけ母に用事があったので、泣いて起こした。
今日はなぜか母がよく構ってくれる。
何か私に対して後ろめたいことがあるのだろうか。
午前中は母とともに踊りを踊った。
母は、不可思議な歌を歌いながら私の手足を動かし、強制的に躍らせた。
その歌とはこういうものだ。
「明るい笑いを 振り撒いて お料理片手に お洗濯
母さん ちょっとそれ取って たらちゃん この味どうかしら」。
この歌の主人公は散漫な人であるという印象を受けた。
昼、母は今日も「いいとも!」をつけずに「思いっきりテレビ」。
とうとうタモリの出ない「いいとも!」を見ることなしに今週が過ぎてしまった。
仕方なくみのもんたを横目で盗み見る。
午後は母と買い物に行く。
私は服をこねこねとたくさん着せられ、抱っこ紐で行く。
ベビーカーのほうが楽しいのだが…仕方ない。
道々、ベビーカーに乗った輩とすれ違うたび、敗北感に襲われる。
39 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/08 23:57 ID:WvKSCo4m
まだ眠れない。
こんな時、普通に「ママー」と呼んで歌でも歌ってもらえばいいのだろうが、
どうしてもそれが出来ない。簡単なことなのに、なぜ。
だんだん泣きたい気持ちになってくる。
いったいいつになったら両親と話が通じるようになるのだろうか。
一生懸命こらえようと思うのに、喉の奥がヒクヒクしてきた。
もう駄目だ……
74 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/09 16:24 ID:kgCfy8ha
私は、両親の年齢を知らない。
しかし、父が大学卒業後6年、母が5年だということは会話の盗み聞きで
知っている。
おそらく、大学を出て働くようになるのは8歳頃であろうから、父が14歳、
母が13歳くらいのように思える。この推測は必ずしも正しくはないだろう。
また、私の母の歌が間違っているか正しいのかも、私には分からない。
ただ、彼女が全く意味の通らない、おそらく自作の怪しい歌曲をたくさん
歌って聞かせてくれることは確かだ。
ところで、私は今、自分の着衣の袖をしゃぶっている。
しょっぱいような、甘いような、何ともいえない美味だ。両親が食べている
「ツケモノ」というものも、こんな味だろうか。
76 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/09 16:36 ID:kgCfy8ha
抱っこ紐について。
母と二人きりで買い物に行く時は、たいてい抱っこ紐である。
散歩の時はベビーカーに乗ることが多いが。
私はベビーカーに乗るのが好きだ。
車…それは男にとって永遠の玩具であり道具であると思う。
私も日々、ベビーカーでドライビングテクニックを磨いている。
技術がまだ未熟なので、なかなか思った方向に進まないことも多い。
一番の問題は、ギアを後退から前進に切り替える方法がわからないことだ。
私より年輩の諸兄を見ると、しっかり前進している人が多い。
また、重厚な私の愛車よりも軽便な車に乗っている人が多い。
軽自動車というのがあれのことなのだろうか。
私も、母と顔を突き合わせ後退する日々を卒業し、勇ましく前進したいものだ。
78 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/09 20:39 ID:kgCfy8ha
7時から「スーパーフライデー62億人の真実!超激撮世界特ダネサプライズ」
という番組を観る。赤ちゃんの面白映像を微笑ましく思った。
そして母と二人きりの夕食。
と言っても、私は母が食事をするのをじっと見ているだけだ。
私は仕方なく自分の手を食べたが、奥まで入れすぎてオエッとなった。
そんなことがあって気分の悪い私に、母は擂ったりんごを食べさせようとした。
私は一生懸命「気分が悪いので遠慮する」という旨を伝えたが、私の口の回りが
悪いため聞き取れなかったようだ。
あまり食べられない私に、母は「どうしたの?スプーンが嫌なの?」と聞く。
「ママ、違います、手の食べすぎで気分が悪いのです」と弁解したが、これまた
聞き取ってもらえなかった。
私は己の未熟さを恥じ、申し訳ない気持ちで一杯になった。
さあ、これから母と入浴する。
いつものように、できるだけさりげなく乳に触れよう。
手の平より、手の甲で触れたほうがわざとらしさがなくて良いかもしれない。
90 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/09 23:02 ID:bGWtjj5A
私の誕生日は6月21日である。
動物占いはライオンだ。
百獣の王「ライオン」は、完璧です。わが子を谷に突き落とすと言われるように厳しい
教え方をし、自分も弱音を吐きません。王様(VIP)扱いに弱い、甘えん坊でもあります。
■世間体を気にする。
■服装は、きちんとしているが内と外の差が大きい。
■自分も他人も、言ったことを良く覚えている。
■とてつもなく大きい話が好き。
■ブランドに一番こだわる。
■甘えん坊のところがある。
■飴とムチを使い分けた教え方がうまい。
■成功のいいとこ取りをしてしまう。
■おやじギャグが好き。
私はこのような性格らしい。
「世間体を気にする」というのは当たっているように思えるが、他は首をかしげ
たくなる部分も多い。
私のおむつについて。
物好きな母の性格上、昼間は布おむつを股にあてがわれていることが多い。
天気が悪いと洗濯が出来ないそうで、そういう日は紙おむつになる。
しかし、何の理由もなく紙おむつをあてがわれる日も多い。
きっと母は、何もかもが面倒な捨て鉢な気分に陥っているのであろう。
布おむつはあてがった時はサラリとした感触が爽快だが、大小便がつくと
この上なく不快な気分になる。
紙おむつは、これも母の気まぐれにより数々の品を試してきた。
現在は「パンパースコットンケア」のMを使い始め、私も気に入っている。
ただこの商品は、おむつ替えの際にそこに書いてあるパンパという象の
絵を見せられ、いちいち説明されるのが鬱陶しい。
104 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/10 16:43 ID:ahdEgo/E
今日私はジャスコに行った。
車の中からいろいろな風景を見るのは楽しい。
今日は、街の街路樹がだいぶ枯れているように見えた。
どの木も茶色くなっているのは酸性雨の影響だろうか。恐ろしいものだ。
ジャスコに着いたら、私は私の愛車に乗り換える。
しばらくすると、母が一人でどこかへ行ってしまった。
父は私を連れ、書店へ。何食わぬ顔で立ち読みをしている。
が、いつまでたっても母はやって来ない。
私は不安に襲われた。
まさか、離婚……。
突然そんな考えが浮かび上がり、私は号泣してしまった。
父が何か話し掛けてくるが、耳に入らない。
すると私の愛車はどんどん勝手に走り出し、婦人服売り場へ着いた。
母はそこで必死に何かを物色していた。
安心のあまり、私は大便を漏らしてしまった。
次に、私の冬物衣料を何点か買っていただく。
いろいろと意見を言ったが反映されなかったので、袖を食べて涙をこらえた。
昼食はレストランで。
私はメニューを見て、注文聞きの人に「ガーリックステーキとパンセット」と言いつけた。
しかし、次の瞬間、母は鞄から飲乳瓶を出し、私の口に押し付けてきた。
これを飲んだらステーキが入らなくなる、と思ったが、なんとなくゴクゴクと飲んでしまった。
そうこうしている内に両親の前に料理が置かれた。
私の頼んだものはいつまでたっても来ない。
両親が食べ終わってしまうのではないかと、ソワソワしながら待っていたが、来ない。
やがて両親は各自の料理を食べ終え、席を立った。
私の頼んだものは…と、会計の際に明細を覗き込んだら、やはり漏れていた!
どうりで来ないはずだ、と、私は怒りに震え、気絶してしまった。
気が付いたらそこはもう家だった。
122 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/11 16:41 ID:0NP4elFe
今日私は入院している曾祖母を見舞った。
曾祖母に会うのは今日が二回目である。
「おばあちゃん、ほら、隆彦だよ、おばあちゃんの曾孫だよ」と、私の祖母が
一生懸命話し掛けたが、よく分からないようである。
しまいには私を指差して、「泰彦かい?」と、父の兄の名を口走っていた。
老いという現実をまざまざと見せ付けられ、私はショックのあまり言葉も
出なかった。
そして、帰りの車の中で号泣した。
話は前後するが昨夜のこと。
私は父と入浴し、湯船のなかで父の陰毛を足の指でまさぐって楽しんだ。
その下にあるものには、不気味なので触れないように気をつけながら。
ゴワゴワした何ともいえない感触…。
だんだん恍惚としてきて、つい大便を少しだけ漏らしてしまった。
こちらに悪気はなかったのに、父にこんこんと説教をされた。
ふん、股にあんなものを生やしている身で何を言うか。
陰毛……私も成長したあかつきにはあれが生えてくるのだろうか。
父にも母にも生えているのだから、私にもきっと生えるに違いない。
もし生えてきたなら、剃ってしまおう。
尚、私の愛車はアップリカのプラムファーストである。
早く軽自動車が欲しい。
123 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/11 16:46 ID:0NP4elFe
先日から、この帳面を勝手に覗いた挙句、私の文章が「あの方」に似ていると
言っている者がいる。
「あの方」とは私の母がコンピューターの画面を覗きながら爆笑していた「あの方」
であろうか。くねくねした御子息を抱えるあの方であろうか。
もしそうならば私としても光栄である。
130 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/11 21:08 ID:8wmb7N7s
夕食後、父に何度も上体そらしの芸を見せろと要求され、飲んだ乳を
もどしそうになった。ひどい父親だ。
罰としてまた風呂の中で足指で陰毛を触ってやった。
私は、もし父母にこの帳面を見られてしまったときのことを考え、偽名を
使って書いている。
ただし「彦」だけは私の本名と共通している。
私の父にも叔父にも祖父にも「彦」の字がつく。
145 名前: 安藤隆彦(0歳4ヶ月) 投稿日: 01/11/12 16:08 ID:on5elzqA
同じマンションに住む邦子さん(0歳7ヶ月)の家に連れて行かれた。
私の母と邦子さんの母上は楽しそうに談笑していたが、私は面白くなかった。
むっちりと大きな邦子さんが、これみよがしに部屋の中を這い回ってみせたからだ。
そして一挙一動ごとに、しつこく感想を求めてくるからだ。
私はなんとかして邦子さんをアッと言わせようと、得意の上体そらしをして見せた。
般若のような形相で、強く、高く、首も折れよとばかりに頭を持ち上げて見せた。
しかし誰も見ていなかった。私の母さえも。
情けなくて、悔しくて、とめどなく涙が溢れた。
これから先も、私は邦子さんに自慢されっぱなしなのだろうか。
お互いの母は「同じ学年でなくて残念ね」としきりに言っているが、邦子さんが
もう少し遅く産まれていたらと思うとぞっとする。
早生まれの邦子さん、バンザイ!
その後、邦子さんは泣いた私を見て反省したのか、いろいろ話し掛けてくれた。
が、途中で話題がなくなって気まずい雰囲気になり、私は手を舐めて誤魔化した。
早く家に帰りたいと思いはじめた頃、ショッキングな出来事が起こった。
なんと、邦子さんの母上が私の目の前で邦子さんのおむつを換えはじめたのだ。
動揺した私はなるべくそっちを見ないようにしていたが、邦子さんの母上が
「あら〜、ほら隆ちゃんが見てるよ、恥ずかしいね〜、隆ちゃんエッチエッチ」
などとあらぬことを言うので、ついそのほうをじっと見てしまった。
邦子さんの巨大な臀部を…。
当の邦子さんは、意外にも顔を赤らめもしなかった。
この人には羞恥心というものがないのだろうか。
このように、今日は邦子さんに自慢され、その母上には助平の容疑をかけられ、
母にも無視された散々な一日であった。
あまりにも腹が立ったので、家に帰ってからずっとガラガラを振ったりプレイジム
の音を鳴らしたりして母に嫌がらせしてやった。
すると、母は音の出るものを全て私の手の届かない所に移動させてしまった。
なんという冷血な女性なのだろう。親の顔が見たい。
しかし私はそんなことでへこたれる男ではない。
今は「どぅん!うぅん!どぅん!うぅん!」と繰り返し言いながらこれを書いている。
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